日本では若者のクルマ離れが加速している、、と言われて早10年以上が経過しています。かく言う私も日本で18歳で免許を取ったものの、自分のクルマは所有していませんでした。
しかし、アメリカに来ると、クルマ無しでは相当不便な生活を強いられ、クルマ無しでは生きていけないと言っても過言ではありません。まさに一人一台の世界です。
ある日、妻が運転するクルマに同乗していたら後ろから赤いランプを点滅させたパトカーが見えました。あら、誰かつかまったのかな、と思ってパトカーを先に行かせようと車線変更したら、そのパトカーも車線を変更。ん・・・?まさか・・・。そう。つかまったのは私たちだったのです。
UターンしてはいけないところでUターンしたとのことで、反則金を納付しなければならなくなりました。反則金は250ドル。
納付方法は小切手送付も出来るのですが、裁判所に出頭して支払うしか頭にありませんでした。泣く泣く250ドルを払うのか・・・。なんて愚痴を言っていたら知人から
「違反した理由を手紙に書いて渡せば少し安くなることもあるよ。」
と、にわかには信じがたいアドバイスが。
ここはアメリカ。自分の思うことは主張するべきなのです。ダメ元でやってみようと手紙を書くことに。
内容は
<Uターンをした理由>
・工事用のコーンが立っていて、それが切れたところからUターンできると信じていた。
・いつもと違う状況に、あの場でUターンしても良いと思ってしまった。
・夜遅くて、子どもが泣いていて、一刻も早く家に帰りたかった。
<反省の弁>
・でもやってしまったことを深く反省している。二度とこのようなことはしないと誓う。ごめんなさいごめんなさい。
謝罪と言い訳を混ぜ合わせた手紙を手に妻が裁判所へ出向き、受付で渡したところ、受付の人が
"OK。じゃあ170ドルでいいわ"
と反則金を値引きしてくれました。
なんとも複雑な気分ですが、やってみるものです。
違反の種類や担当者によって対応は違うと思いますが、やるのはタダなのでやってみることをおススメします。
まず謝り、自分の違反行為に対して反省の意を示すこと。
同時になぜこういうことになったのか、当時の状況を説明しある程度は仕方なかった、ということを主張すること。
がポイントです。
皆さんはどれくらい値引きできるでしょうか?Good Luck!!
うさ