【実録】アメリカ永住権(グリーンカード)への道のり③-10 (移民局-USCIS-編) -グリーンカード!!-

就労ビザで渡米して、いつかは永住権を取得したい!でもどうやって取ればいいのかわからない。費用は?時間は?と悩んでいる方、就労ビザを更新するならいっそ永住権を取得したい!と思っている人や、ゆくゆくは永住権を取得したいと思っている方に、私の実体験を踏まえて説明したいと思います。

 

アメリカでの永住権の取り方はいくつかありますが、今回は現在私がプロセス中である、「会社がサポートしてくれる永住権」の取り方を自分自身の履歴を追いながら、現在の状況も説明していきます。 

皆様の参考になればと思います。

 

私のステータス
保有就労Visa:E1
期限:2016年~2021年
家族:妻(日本国籍、永住権無し)、子ども1人(日本国籍、永住権無し)
目指す永住権:Employment Based(企業スポンサーによる)
カテゴリー:EB3
永住権プロセス開始日:2018年7月20日

 

2021/8/2/2021(day1,109) コンボカード到着!しかし、娘の渡航許可証が届かない!

と、安心しきれない状況が続いていました。渡航許可証が無いと娘の滞在資格は引き続きI-94に紐づけられているため、2022年1月まで。それまでに来ない場合は??などと考えていました。

 

そんな煮え切らない中、、、ついに、、ついに届きました!!グリーンカード!!!!

 

2021/9/16/2021(day1,154) グリーンカード到着!

 

 

USCISのCase Trackerアプリで

2021/9/8に "New Card Is Being Produced"

2021/9/9に "Case Was Approved"

2021/9/14に "Card Was Mailed To Me"

同日 "Card Was Picked Up By The United Stated Postal Service"

という状態でした。

ただ、ここはアメリカ。郵便事故が無いか、最後の最後まで心配でした。

そして9/16、家族全員分のグリーンカードがついに届きました!

 

名前に間違いは無いかチェックして、ついに完了・・・!!

3年2か月の長旅でした。。

 

 

グリーンカードへの道のりはこれで終わりですが、今まで読んでくださった方に本当に感謝しています。自分と同じように悩んでいる人、今の状況を知りたい人に、良い経験と思って発信しましたが、1人の方にでも参考になれば嬉しいです。

 

私もグリーンカードの取り方で色々なブログを参考にしてきましたので、私もその参考となれたら、と思い、備忘録も兼ねて自分の状況を書いていきました。途中経過だったため、不安もありましたが、無事に取得出来て、完結出来て嬉しい気持ちです。

 

思えば2017年5月頃、会社にグリーンカードのスポンサーになることをお願いしましたが、「次回の就労VISA更新後に考えようよ」と渋られました。会社としては退職リスクを考えての渋りだと思います。

諦めきれずに弁護士のところにメールして、実際に行って相談に乗ってもらい、現在の傾向や最新情報をまとめて交渉を続けました。

そしてようやくスポンサーになってもらうまでに1年以上かかりました。

 

あの時会社に言われるがまま「次回の就労VISA更新」まで待っていたらどうなっていただろう?

その「次回の就労VISA更新」が2021年7月だったので、結果論ですが、このご時世にVISA更新も簡単では無かったのではないか?

そして、今からプロセススタートか、、、と思うと、「アメリカに居たいならこの会社にしがみつく」という状態を2-3年続けなければならない、、、。どこかで「もういいや」と、心がついていかなくなったかもしれません。

 

ここで、次は何をしようか。グリーンカード取得はゴールのようなスタートです。(なんだか就職とか結婚とかで言われることですね。)

 

これで就労VISA期限や会社に縛られず、この生活を続けることが出来るようになったのですが、同時に今までと変わらず同じ生活をしていたら勿体ない気もします。悩んだ結果、今の仕事を続けるのも有りだと思いますが、「なんとなく〜で今の仕事を続ける」のは、勿体ないと思います。

 

ようやく「職」に関して真剣に考えられます。

今までの人生において「英語が話せるようになりたい」「海外に住みたい」と考えていました。それは自分にとってのモチベーションになっていましたし、無駄だったとか間違っていたとは思っていません。その一心でアメリカ駐在になり、現地採用として採用されたと思っています。

ただ、ふと思い返すと、どこかそれが「目的」になっていた気がします。それは自分にとっては間違いなく「目的」と考えていて、それに対して後悔もありません。

でも、一方においてそれは「手段」であって、「目的」にすることだったのか?とふと思いました。

「英語を話して何がしたい?」「海外に住んで何がしたい?」と今更ながら自問自答しています。

 

グリーンカードは自分のこれからの生き方を深く考える良いきっかけになりました。「何がしたい」の部分が明確になれば、その実現ためには、もしかしたらアメリカに居続ける必要は無いのかもしれません。日本かもしれないし、他の国かもしれない。

 

もう少し可能性を広げて、毎日考えている「なりたい自分」と「そのために必要なことは何か?」を考えていきたいと思います。

 

グリーンカードをとるまでは、それはおぼろげにしかイメージ出来ませんでした。「まずはグリーンカードに集中する!」と体の良い逃げ口上に隠れて、考えることから逃げていたのかもしれません。

 

これから何をやるか、挫折するかもしれませんが、また次のチャレンジの仮定を一からここに書けたらいいなと思います!!

 

うさ