就労ビザで渡米して、いつかは永住権を取得したい!でもどうやって取ればいいのかわからない。費用は?時間は?と悩んでいる方、就労ビザを更新するならいっそ永住権を取得したい!と思っている人や、ゆくゆくは永住権を取得したいと思っている方に、私の実体験を踏まえて説明したいと思います。
アメリカでの永住権の取り方はいくつかありますが、今回は現在私がプロセス中である、「会社がサポートしてくれる永住権」の取り方を自分自身の履歴を追いながら、現在の状況も説明していきます。
皆様の参考になればと思います。
私のステータス
保有就労Visa:E1
期限:2016年~2021年
家族:妻(日本国籍、永住権無し)、子ども1人(日本国籍、永住権無し)
目指す永住権:Employment Based(企業スポンサーによる)
カテゴリー:EB3
永住権プロセス開始日:2018年7月20日
I-140が受諾され、ここから、アメリカで面接を受けるか、日本で面接を受けるかという選択肢があります。
2020年3月末時点で、ポイントはこの表のとおりです。
取得までの期間 | 就労ビザ更新 | 日本での拘束 | |
アメリカ面接(事態好転) | 短(1年~) | 不要 | 0回 |
アメリカ面接(事態変わらず) | 長(2年~) | 要 | 1回 |
日本面接(就労ビザ期間内) | 短(1年~) | 不要 | 1回 |
日本面接(就労ビザ期間外) | 中(1年半~) | 要 | 2回 |
アメリカ面接を選択する場合、
事態が好転しなければ2年かかり、2021年6月に切れる"就労ビザ更新"のために日本で面接を受ける必要が出てきます。
その代わり事態が好転すれば日本で1か月程拘束されることが無くなり、仕事や学校に穴を空けなくて済みます。
日本面接を選択する場合、
2021年6月に期限を迎える就労ビザ更新までに面接が出来れば、拘束は1回で済みます。
もし就労ビザ期間中に面接に呼ばれなかった場合、、、就労ビザ更新のために日本に帰り、永住権面接のためにもう一度日本に帰る必要があり、、これは大変。
厳密にいうと、就労ビザの期限後でもI-94の期限内であれば引き続き米国滞在・就労は可能です。しかし、就労ビザ期限後からは永住権面接までは米国外に出国することは出来ない。
事態好転を信じてアメリカ面接の準備をするか、日本面接にするか。
まずは日本面接で進めることにしました。2年以上も待てない!というのが理由でした。
そうと決まればすぐに必要な書類を用意!!
日本面接の場合に用意するものは、、、
・DS260(移民ビザ申請フォーム。非移民ビザをファイルしたところに提出)
・I-864(扶養宣誓供述書)
この場合は一緒に永住権を申請する人(家族)の経済的援助を約束するというもの(永住権与えてから公的援助が必要になったら国も困るし。。。)。弁護士が用意してくれるものにサイン
・G-28(弁護士・代理人申請)⇒この弁護士が私の代理人です、ということを宣誓するもの。弁護士が用意してくれるものにサイン
・警察証明書
過去に1年以上住んだことのある国で犯罪を犯していないかを証明するもの。日本での犯罪証明を取得するためには、公証人役場にて指紋採取の上、領事館にて申請。 2か月ほどかかる。
・パスポートサイズの写真2枚ずつ
5/22/2020(day672)
警察証明申請。領事館にアポイントメントを取り(2020年5月時点ではコロナの影響で予約制になっています)。
指紋採取料:$73.5
7/27/2020(day738)
日本の警察証明取得。 全ての書類を弁護士へ提出。
そうこうしているうちに、I-485のファイルできるPriority Dateが2020年4月になりました。もう少し待てば自分の順番が来るのか・・・??
今ならまだアメリカでの面接に切り替えられる。悩む・・・。
うさ